姿勢は脳のクセ

姿勢の良し悪しは10歳前後に決まってしまうそうです。
 ちょうどそれぐらいの時期までに、神経系が発達しやすいからです。

姿勢を含め身体の動きを決めるのは筋肉の働き
その筋肉は脳から神経系を通してコントロールされています。 

赤ちゃんが転びながらも立てるようになるのも
自転車がこげるようになるのも
体操選手がものすごい大技を決めるのも
 すべて何度も繰り返される動きにより脳にその動きがインプットされるからです。

 だからいつの間にか、無意識で何気なくすごい事が出来てしまうのです。
これは脳にクセ(神経系のパターン)が書き込まれるからです。

 これは姿勢にも言えます。
子供の頃から上手な身体の使い方ができると 大人になってからも背筋が伸びて美しく、関節や筋肉への負担が最小限に抑えられます。背骨の歪みも少なく、神経系への影響もありません。 
ところが小さい頃から座りっぱなし、下向きっぱなし、身体を捻ったままゲームをしたり本を読んだり…僕も子供の頃は そうでしたが(汗)
すると猫背になる神経系のパターン、クセが脳に書き込まれてしまいます。

人間はその置かれた環境に適応しようとします。
小さいものを長時間みて作業する環境では、その作業に一番適した姿勢〜猫背〜になります。精神面(脳の働き)にも影響があるかもしれません。

逆に広々とした空間で、遠くの目標に向かう姿勢は目線も上がり、自然な背骨のカーブが形成され、骨盤は前傾し本能的に美しい機能的な姿勢になります。

神経系の最も発達する10歳前後にキチンとした身体の使い方ができるようになれば
それは本当に素晴らしい財産になると思います。

僕は最近そういった子供のために、身体の使い方の指導をしています。
正しい身体の使い方を反復させることで、脳にいいクセを上書きしていくのです。
10歳前後のお子さんをお持ちの親御さんたちの
「自分の子供の姿勢が悪いのでなんとかしたい」
というお悩みが本当に多い。
関連記事→O脚は膝が悪いのではありません。

正直、上部頸椎カイロプラクティックだけで姿勢がよくなることはありえません。
(カイロプラクティックは姿勢を良くするのが目的ではないから)

背骨が重力という自然環境に機能的に適応できるような構造になれば
子供の身体の不調もかなり減りそうです。




首の先生のいる場所

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